抗酸化成分が豊富に含まれているからエイジングケアに最適で、オイルなのにサラっとした使用感がたまらないアルガンオイル。
実際に自分も毎日使っていく度に肌が良くなっていくのがかなり分かるレベル。
『若返りのオイル』って言われてるのが納得です。
アルガンオイルのさまざまな使い方
アルガンオイルはビタミンE・オレイン酸が豊富で、他にもさまざまな栄養が含まれています。オイルなのに水分との親和性が高いのが大きな特徴。エイジングケアに優れたオイルの代表格です。
代表的な使い方として挙げられるのは「スキンケア」「ボディケア」「ネイルケア」「ヘアケア」「食事」の5つ。アロマセラピーの普及とともに日本人もオイルを活用するようになってきましたが、まだまだオイルの使用方法がわからない方も多いと思います。
使い方がわかれば、オイルはコスパも高く便利なものです。使い方を参考にして、さまざまな場面でアルガンオイルを使ってみてください。
『スキンケア』化粧水の浸透力をアップするためにブースターとしての使い方
アルガンオイルのもっとも代表的な使い方は「ブースター」。ブースターとはもともと「後援者・後押しする人」という意味の英単語ですが、スキンケアでは「導入液」を意味します。
化粧水の浸透力を高める役割を持っているので、加齢肌やインナードライ肌で悩んでいる方におすすめです。
某スキンケアショップのスタッフさんが言うには「アルガンオイルをブースターとして使用すると、化粧水が2倍浸透しやすくなる」とのことです。ハリのある若々しいお肌を保つことができます。
ブースターオイルとしてアルガンオイルを使用する手順は次の通り。まず洗顔後に顔全体へワンプッシュを出して、アルガンオイルをなじませてください。
次に化粧水でたっぷり水分を補給します。せっかく補給した水分が飛んでしまわないように、クリームでお肌にフタをしましょう。クリームの前に美容液をプラスしてもいいですね。アルガンオイルをブースターとして使用している方は多く、口コミでも評判です。
デイケアとしてクリーム・乳液替わりに使用することももちろんOK。ワンプッシュ出して手のひらになじませ温めてから、両手で顔を包み込むように優しくつけていきましょう。アルガンオイルに豊富に含まれているビタミンEがしっかり保湿してくれます。
他にスペシャルケアとしておすすめの使用法は「蒸しタオルパック」。
オイルで優しくフェイシャルマッサージした後、蒸しタオルでお顔を数分包み込みます。蒸しタオルの蒸気と熱が成分の浸透を速め、マッサージの効果によって血行も改善されるでしょう。イキイキとしたお肌を取り戻すことができます。入浴中に行うと更に良いです。
『ボディケアの使い方』オイルマスターはバスオイルとして使い美肌を手に入れる
アルガンオイルは水分と親和性が高いので、バスオイルとして使用するのもおすすめ。アルガンオイルの潤いが冬場乾燥しがちな全身のお肌を守ってくれます。冬場の乾燥する時期にぜひ試してみてください。
使用方法は湯船にオイルを2,3プッシュ垂らすだけ。アルガンオイルを垂らした湯船に入るだけでベールをまとったかのように全身を保湿することができます。
その後、更にアルガンオイルでボディケアをするとかなり保湿がアップするのでオススメです。
ただし浴槽に入れるオイルの量が多いと、お肌がベタついたり湯船の中が滑りやすくなったりするので、入れすぎには気をつけましょう。
ボディマッサージ用のオイルとしても使ったり、ボディ用化粧水の前にブースターとして使用したりするのもGood。ボディクリーム替わりとしても使えます。
『ネイルケアの使い方』わずか1滴で潤った美しい指先に
爪の根元、爪が作られる甘皮あたりにオイルをごく少量つけて円を描くようにマッサージしてください。アルガンオイルの保湿効果と栄養価によって、ツヤツヤした健やかな爪がつくられます。
冬場の乾燥している時期のささくれや水仕事の後の荒れ、ネイルで荒れてしまった指元に効果抜群です。フェイシャルケアやボディケアをした際に残ったオイルで、ちょっとケアするだけでも全然違いますよ。
『ヘアケアの使い方』最高のツヤを!ボリュームダウン、紫外線対策までバッチリに!
アルガンオイルをヘアケアに利用するなら髪を洗って優しくタオルドライした後、乾燥しやすく痛みやすい毛先を中心にオイルをなじませた後ドライヤーで乾かしましょう。天然の「洗い流さないトリートメント」として高い効果を発揮します。またアルガンオイルは「ヘアオイル」としても大活躍。
毛質・毛量に合わせて5滴くらい手に取ってなじませると、くせ毛を落ち着かせることができたり、ボリュームを抑えたりすることができます。乾燥した毛先が潤うことでスタイリングしやすくなり、ツヤも出て美しい髪に仕上がりますよ。強い日差しから肌や髪を守ってくれる効果も期待できます。
『番外編』身体の中から美しくなれるアルガンオイル
アルガンオイルは食用としても販売されています。食用のアルガンオイルを選ぶ場合、焙煎していない「ノンローストタイプ」を選びましょう。
「ノンローストタイプ」は精製率が低く加熱処理を行っていないので、アルガンオイルそのままの栄養価が保持されています。アルガンオイル独特のナッツに似た香ばしい香りが病みつきになるはずです。またアンチエイジング効果が期待できるビタミンEやオレイン酸がたっぷり含まれているため、抗酸化・血流改善が期待できます。
豊富に含まれた栄養分をそのまま摂取したいので、できるだけ火を使わない調理法で取り入れるのがおすすめです。
サラダのドレッシングとして利用したり、オリーブオイルのようにパンにつけたり。新鮮な野菜だったら塩・コショウ・ビネガーにオイルを加えることで、十分おいしくいただくことができます。アイスクリームにかけるのもおすすめです。オルガンオイル独特のナッツっぽい風味がアイスクリームとマッチします。ちょっと意外な組み合わせは、味噌汁にアルガンオイルをスプーンひとさじ入れて食べる方法です。簡単で意外においしくいただけます。
『アルガンオイル まとめ』
オイルはもともと欧米文化で使われてきたものです。「ベタつく」というイメージが強いため、日本人にはなかなか浸透しづらかったかもしれません。
しかし、アロマセラピーやハーブなどの文化が普及し始めたことによって、日本人にもオイルを使用することに抵抗がなくなってきた人が増えました。ナチュラルで刺激が少なく栄養価が高いこと、また頭から足先まで全身のケアに使えることから近年注目を浴びています。
できるだけ精製されていない、有機栽培にこだわったものを選んでください。アルガンオイル独特の香りが気になる方は、オイルに数滴アロマオイルを垂らしてみると使いやすくなります。食用に使用する場合は、収穫された産地や圧搾方法にもこだわってみてください。色や風味の違いを楽しむことができます。