最近よく聞くことが増えてきました。
「ちょっと白髪が気になるけど白髪染めにした方がいいかな?」ってことを。
僕は基本的に気になって白髪を完全に染めたいのならばそうした方がいいと思っています。
たとえ1本でも。
気になったら気になりますよね。
髪を下ろしているときは分からないけど、めくったり、まとめた時にでてくるのは「なんか老けたな」って思う人の方が多いんじゃないかなと思います。
ちょっとあるだけで老け込んだイメージになってしまい、ショックを受けられるお客様が多いです。
白髪染めでもオシャレにしたいっていうお客様は多いです。
透明感のあるアッシュグレージュにしたいっていう方や娘と同じようなカラーを自分に合うようにしてほしいって言われる方もおられるんですよね。
白髪染めだから白髪だけを染めておけば良いっていう考えではなく、全然オシャレにできるので諦めるのは早いと思います。
基本ヴィラロドラオーガニックカラーで染めていることが多いですが、求めているカラーがオーガニックでできないときはスロウカラーで理想に近いカラーを目指します。
今回もそんなパターン。
【白髪染めで外国人風】スロウカラーでアッシュグレージュにしたい!
「before」
前回から2ヶ月くらいたっている状態です。
赤みが出てきて重い感じがしますね。
前髪付近に白髪が少しでてきて気になってきたのでそこもカバーして染めていきます。
アッシュグレージュにするときは思っているよりも深めにガッツリと色味をいれていきます。
その方が抜けていく過程も楽しめるし、カラーをした1か月後にかなり赤みがでないようなカラーにもなるのでオススメです。
今回のレシピ「CA/08:blue:Smokeを1:1:1で6%」です。
前回の鉄板レシピのグレーカラーバージョン!
やっぱりこの組み合わせいいですね!
Smokeを使うことによって深みがでて更に良くなります!
「after」
透明感もツヤもあってかなりキレイですね。
深めに色味も入れていることによって、赤みを全然感じないようになっています。
これを積み重ねてアッシュグレージュをやっていくと、どんどん赤みが削れていき、ブリーチを使っていないけどキレイなグレージュがでるようになってきます。
【白髪染めで外国人風】アッシュグレージュは作ることができる!
「白髪があるからオシャレなカラーはできない」って思ってませんか?
僕は「そんなことはない」って思います。
年相応のカラーはあるとは思いますが、「~だからできない」っていうことは可能性を狭めてると思うので可能な限りはやらせてもらってます。
白髪染めってブラウンの色素が濃くなってます。
だから抜けていく過程で赤みがでやすくなるのは当然なのですが、スロウカラーでは赤みをなくしてくれるので抜けていってもきれいなベージュになったり柔らかい質感にしてくれるので好評です。
色んなカラーを楽しみたいって人はスロウカラーで、これからの髪に対して考えたいっていう人はヴィラロドラオーガニックカラーがいいと思います。