関西の三田市で美容室を経営しているオーガニックカラーのヴィラロドラで大人女性を得意とするbellavita代表のマツシマトモヒトです。
ちょうどもう少しで完全に1人営業になって、1ヶ月が過ぎようとしているんですよね。
9月末で11年間頑張ってくれたスタッフが辞めて、『もう1ヶ月かぁ』って感じです。
スタッフが辞めて、1人になるっていうのもあったので、何か区切りをつけたい気持ちで、思いきって9連休を取って、『新たな旅立ち』の始まりが10月だったんです。
最初はこんなに休んで大丈夫かな?って正直思いました。
そんなに休むことが今までなかったので。
でも、何事もやってみないと分からないってことを最近学んでいるように感じます。
『マンツーマン美容師の働き方とは?』
働き方を変えることによって『休日を増やす』改革をする
最近、本気で休みって大事だと思っています。
大手企業の年間の休みって130日位あるのに対して、去年の自分の休みって80日に満たないくらい。
50日の違いってやばい。
これが当たり前になって、何とも思っていない自分の頭が思考停止になっていることが1番ヤバイと感じました。
これって本気で取り組まないと、今後も美容師をやっていけないかもしれないって。
体が資本だと思うと、自分の体を労りながらやっていきたいんですよね。
今年の4月から本格的に実験的ですが、休みを増やしているんですよね。
前まで25,26日に出勤をベースにしていたんですが、平均して22出勤に変えています。
3,4日違うことによって、年間で36~48日違ってきます。
そうなることによって、120日位の休みになります。
一般企業並みの休みを取ることができるんですよね。
来年1年間もこの基準にしてみてどうなるのか?って事をやっていきたいと思ってます。
遅めの夏休みの9連休を頂いた時もそうなんですが、必然的に家族の時間が多くなります。
ぼくは、1番大事にしたいのが『家族の時間』なんですよね。
人によって時間の使い方はそれぞれだと思っていますが、目の前の人達を幸せにしたいという想いが強いです。
そうすることによって、、、
・思い出を多く作れる
・今、家族がどうなっているのか父親目線で考えることができる
・奥さんのフォローを今までよりも多くできる
・子供とのコミュニケーションが取れることによって、いつもよりそばに来てくれる。笑っ
・確実に家族の笑顔が増える
・家族全体のバランスを整えやすい
これを今までは出来る限りの少い時間で効率的にやろうと思っていたのですが、それは無理だと思ったんですよね。
共に過ごした時間には勝てないと。
時間が比例すると思います。
何もしていなくても、一緒にいる時間の方がはるかに良いですね。
『時間を共有すること』が大事になるのかなと。
子供にとって、好きな父親がそばにいてくれることが、何もしていなくても嬉しいんじゃないかなって。
嫌われる前に。
働き方改革で来年の大きな休みを考えているのが、、、
・正月休み、、、10日間
・ゴールデンウィーク、、、10日間
・夏休み、、、10日間
をとる予定です。
お正月休みは『12/31~1/9』まで頂きます。
何事もやってみないと分からないからやってみる。
トライアンドエラーを繰り返すこと。
勇気をもって行動しないと何も分からない。
そこで不安になるのが、、、
やはり『売上』ですよね。
休みを増やして『売上』は確保できるのか?
正直これが1番の課題ですね。
年間120日を目指すために40日以上の休みを増やすとなると、かなりの痛手になります。
特に、『マンツーマン美容師』で1人しかお店にいない状況なので、他に頼ることはできません。
ここが辛いところ。
マンツーマン美容師の弱点、、、
・予約が取りづらい
・代わりがいない
・お客様のできる人数に制限がかかる
・値段設定を間違えると致命的になる
・1人で何でもしないとダメなので、体力的にはきつくなる
・将来が不安になる
その他にもありますが、ざっくりとこんな感じの不安材料はありますね。
そこで今年とった策とすると、『心の余裕』が欲しかったこともあって、銀行からの融資を受けることにしたんですね。
あんまり借金って響きは同じなんですが、嫌なんで融資って言葉を使っています。
一緒のことですけど、、、
お店のちょっとした改装があったので、設備資金を借りると同時に運転資金として借りました。
経営者になって『財務』等を勉強すると、銀行からの融資は悪いことでもなんでもないっていうのを勉強しました。
借りれるときに借りておく。
お店の倒産するときって、現金がなくなった時だと思っているので、銀行との取引ってやっぱり大事になってくるかなと。
そうすることによって、心のゆとりが正直めちゃくちゃでました。
その結果、休みを取ることができて、心に余裕が生まれるので、冷静な経営判断ができることを知りました。
お金に余裕がなくなると焦ってしまって、どんどん悪い方向に向かっていくと思うので、経営者にとって冷静な判断は大事かなと。
売上の確保も大事なことだとは思うんですが、トータルバランスを考えてやっていかないと、お店って成り立たなくなってしまうと思っています。
売上があっても使いすぎてたら意味がないし、身の丈にあった生活を見直したり、節約できることはないのか?ってことを考えるようになりましたね。
お客様の負担を増やすのではなく、自らが見直していく。
それでも、12月に料金の変更はしないといけない状況なんですよね。
更にいうと、来年の10月の消費税が10%になるときも料金の見直しはします。
お客様の負担を最小限にしつつ、自分の負担も最小限にすることが経営者の判断なのかなと。
クオリティはあげていきたいので自分が納得できないものは使いたくないし。
お陰さまで休みを増やしていますが、今のところは影響がなくさせて頂いております。
営業時間を少し遅くまでしたり、たまに了承を得て掛け持ってさせて頂いたり、いつまでも通って頂けるようにお店の継続できる環境を目指しています。
『当たり前を疑う』
今の生活が当たり前でもなんでもなく、関わってくださっている人に助けられて生きていると思います。
自分の努力も多少はあるとは思いますが、そんなぼく自身の周りにいてくれてることが感謝です。
人に助けられてるなってホントに思う。
今の環境に感謝して、当たり前にならず、コツコツと恩返しをできたらいいなと思っています。
今は、目の前のことで精一杯ですが、これからも宜しくお願い致します!