「くせ毛だからあまり段を入れずにおさまり良くカットしときますねぇ!」って言われたことがあるくせ毛の人って多いんじゃないかなと思っています。
・くせ毛だからボブしかできない?
・段を入れることができない?
確かにそうなんですが、じゃ「一生そのヘアスタイルでいないといけないの?」って疑問をもつんじゃないかなと。
カラーでもずっとリタッチを繰り返している人も中々カラーを楽しめないとかって面白くないですよね?
そうなれるようにアドバイスをしたり、使うものを教えていって理想に近づけるようにしていくのが美容師の役目だと思っています。
今日のお客様もどんどんクセが出てきて悩みが増え出している大人女性のお客様です。
『人気な奥行きショート』年々くせ毛で悩む人のための収まるカットとは!?
奥行きショートでどうやってクセが収まる?
全体的にクセが出てきていて、表面はまだマシなんですが、中のところがかなりうねりが強くなっている状態ですね。
跳ねるところは跳ねるし、膨らみ過ぎてしまうところは膨らむってことでスタイル維持が難しくなってます。
でもお手入れは凄くお上手なお客様です。
来店した時はこんな綺麗です。
かなりレベル高いです。
でも今回はスッキリとして、ショートに見えるようにしたいのでボブじゃなくショートボブよりな想像で切っていきます。
『うまくいくコツはウェットカットの時に収まり良くカットできるかが勝負』
収まりが悪くなっていた所をコーミングしただけで収まり良くできるようにしていきます!
その時に大事なのがテンションをかけずに自然に髪が落ちるところでそのまま切るようにカットすることです。
引っ張ったりとかして無理に切ってしまうと大体強くクセが出てしまったり、跳ねたりして乾かしたときに収まりが悪くなってしまいます。
あくまでも、ノンテンションで自然な位置で切ることです!
自然にカットをする!
奥行きショートで年々くせ毛で悩む人の収まるヘアスタイル
ハンドドライでの状態ですね。
ゆっくりと丁寧に毛流れに沿って乾かすと、かなり収まってくれるので、クセの人はゆっくりと乾かしましょう!
外ハネしていた毛先もしっかりと収まっています。
後頭部の丸みもあってボリュームもあるので、キレイなシルエットになりますね。
ツヤもあってキレイ。
あまりペチャンコになるようにしてしまっても、ヘアスタイルのバランスとしてはあまり良くないので、ある程度しっかりとボリュームをだすところは見極めると、キレイになりますね。
「before」「after」はこうです。
くせがあってまとまりがつきにくいところは短くして収まりを良くしたりしています。
残すところは残すけど要らない所はなくしていくっていうカットをして、伸びてきてもクセが出にくいようにすると2ヶ月たったときでも収まってくれるとおもいます!
こんな感じも参考になればと思います!